20代の息子が一人暮らしを始めると決まったとき、
親として一番やってしまいがちなのが
「つい口出ししすぎること」です。
私自身も、
「失敗してほしくない」
「困らないようにしてあげたい」
という気持ちが先に立ち、
かなり口を出してしまいました。
ですが今振り返ると、
それが逆に
一人暮らし準備の失敗につながった場面もありました。
この記事では、
20代の息子の一人暮らし準備を通して
「親が口出ししすぎて失敗したこと」
「後から分かった正解の距離感」
を、正直にまとめます。
これから子どもを一人暮らしに送り出す親の方に、
特に読んでほしい内容です。
親は「良かれと思って」動いてしまう
最初に前提として言っておきます。
親が口出しする理由は、
決して悪気ではありません。
・失敗してほしくない
・無駄なお金を使ってほしくない
・苦労を減らしてあげたい
全部、親心です。
ただし一人暮らしでは、
この親心が
少しズレると失敗の原因になります。
失敗① 親の価値観で家具・家電を選んだ
一番最初にやってしまったのがこれでした。
「ちゃんとした物を買いなさい」
私はつい、
「長く使える物を選びなさい」
「安物はやめた方がいい」
と言ってしまいました。
確かに間違ってはいません。
ですが息子にとっては、
・一人暮らしは初めて
・生活スタイルもまだ分からない
という状態です。
結果、
・サイズが合わない
・使いにくい
・置き場所に困る
といったことが起こりました。
失敗② 親の「普通」を押し付けてしまった
これは後から強く反省しました。
親の普通=子どもの普通ではない
私にとって当たり前のことが、
息子にとってはそうではありません。
・毎日自炊する前提
・きちんと片付ける前提
・収納をしっかり作る前提
こうした考えで
物をそろえてしまいました。
しかし実際の生活では、
・自炊は週に数回
・片付けは最低限
・収納は使わない
という現実でした。
結果、
使われない物が増え、
部屋が狭くなりました。
失敗③ 「先回りしすぎた」
親がやりがちな失敗が、
先回りしすぎることです。
困る前に全部用意した
私は
「困らないように」と思い、
かなり多くの物を用意しました。
・予備の道具
・便利グッズ
・将来使いそうな物
ですが息子は、
それらの存在すら把握していませんでした。
自分で困っていないので、
必要性を感じないのです。
これは完全に
やりすぎでした。
失敗④ 口出しが多くなり、本人のやる気が下がった
これが一番よくなかった点です。
「どうせ親が決める」
私があれこれ言うことで、
息子はだんだん
判断しなくなっていきました。
・「どれでもいい」
・「任せる」
・「まあそれでいい」
こうなってしまうと、
一人暮らしの準備なのに
主体が親になってしまいます。
これは本末転倒でした。
後から分かった「親の正しい関わり方」
失敗を通して、
ようやく分かってきたことがあります。
親は「意見」を言うだけでいい
正解はこれでした。
・決めるのは本人
・親は選択肢を出す
・失敗しそうな所だけ止める
全部を管理する必要はありません。
失敗させることも経験
一人暮らしは、
小さな失敗の連続です。
・無駄な買い物
・使わない物
・不便な配置
これを経験してこそ、
「次はこうしよう」と学びます。
親が全部防ぐと、
学ぶ機会を奪ってしまいます。
うまくいった「距離感」を感じた瞬間
私が一歩引くようになってから、
息子の様子が変わりました。
・自分で考える
・自分で買い直す
・自分で工夫する
そうなると、
一人暮らしが
本当の意味で本人の生活になります。
親としては少し不安ですが、
それが正解でした。
まとめ:一人暮らし準備で親がやるべきことは少ない
20代の息子の一人暮らし準備を通して、
一番伝えたいことがあります。
親がやるべきことは、
思っているより少ないです。
・危険を避ける
・最低限の助言をする
・あとは見守る
これだけで十分でした。
口出しを減らすことが、
結果的に
一人暮らしをうまくいかせる
ちょっとズルい親の知恵だったのです。


コメント